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「
捕獲編」
かっこいい姿と、強いところがみんなに人気なオオカマキリで
すが、最近数が減ってきています。
近くの林の中を探したり、春早くに卵を見つけるといいでしょう。
「
飼育編」
オオカマキリの飼育は、簡単ですが、卵から生まれた物を飼うのは
難しいです。生まれたばかりだと、なかなかエサを食べてくれません。
生まれたばかりの場合、アブラムシがたくさん居る草を捕ってきて、
ちぎった部分に脱脂綿やティッシュをしめらせた物を巻いて、
ケースに入れます。アブラムシが逃げないように、ケースのフタには
新聞紙や、キッチンペーパーを挟みましょう。
全部のアブラムシが食べられる訳ではなく、大半は飢え死にします。
ほとんどのアブラムシが死んでしまったら、新しいアブラムシのついた草を
入れてあげてください。二日に一度は霧吹きなどをしてください。

↑を参考にしてください。
カマキリの幼虫が、草や、枝などに逆さにくっつき、皮を
脱いでいたら、それは「脱皮」です。脱皮中は、絶対にケースを
動かしてはいけません。死んでしまったりダメな形になります。
脱皮が終わったら、もうアブラムシは食べてくれないので、
カマキリの幼虫よりも小さい、バッタの幼虫を入れてください。
クモやカマキリの幼虫よりも大きなバッタの幼虫を入れると、
噛まれて死んでしまったりします。
「
産卵編」
オオカマキリのオスとメスの見分け方は、メスは体が大きく、
お腹がふくらんでいて、オスはほっそりとしていて、スマートです。

↑の写真はある場所で見つけた野生のオオカマキリです。左がメスで右がオスです。
交尾させる前に、メスにはたくさんバッタやコオロギを食べさ
て満腹にします。満腹にしたところで、オスを入れます。
メスの上にオスが乗って、お尻がつながっていれば後尾です。
このとき、メスがふり返ってオスのことをカマで捕まえようとしたら
メスを止めてください。
止めないとオスが食べられてしまいます。
6〜8時間かかって後尾をします。
↓は後尾をしているオオカマキリの貴重な写真です。上の小さい方がオスで、
下の大きい方がメスです。2011年9月9日に交尾していた写真です。

勝手に離れたら、オスを外に返しましょう。または、メスとは
別の容器で飼育してください。
交尾してから一週間くらいで卵を産みます。
↓は2011年9月9日に交尾したメスが、2011年9月11日に卵を産んでいる貴重な写真です。

↓は2011年10月1日に、↑のオオカマキリが二つめの卵を産んだ貴重な動画です。
卵は白い泡のようですが、このときに、卵にさわったり、容器を
動かしたりすると、メスは卵を産まなくなり、卵がダメに
なってしまいます。卵を産んでから2日たったら、卵を
容器から取り出して、外の木にくっつけたりしてください。
部屋の中に置く場合、ストーブがあると、幼虫が真冬に
出てきてしまい、結果的には、死んでしまいます。
なので、玄関などに置いてください。
捕ってきたタマゴを保存するとき、まとめるのに便利な方法。

↑の黄色く囲んであるような部分に、他のタマゴを差し込みます。
↓
↓

と、こんな感じで差し込むと、自然な感じでまとめられます。
↓は私がまとめたモノです。

黄色く囲んであるところがさっきまとめたタマゴです。ケースに緑の紙を
貼り付けているのは、緑色のカマキリになってほしいからです。(笑)
こんな感じでまとめて、敵に襲われにくいケースに入れて外に置いておくと
神秘的な
孵化のシーンを見ることができます。
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