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カブトムシ・クワガタの捕まえ方」
カブトムシやクワガタを捕まえたい場合、「
雑木林」に行きましょう。
「雑木林」とは、松の木やスギの木などの生えていない森です。どのような場所かと
いうと、秋になるとドングリや木の実がいっぱい落ちていて、木の葉が平べったい
木がいっぱい生えているところです。秋になると、葉が赤や黄色になる木がいっぱい
生えているところです。少し松の木やスギの木があっても、たくさんドングリの木が
あれば大丈夫です。
そして、ドングリの木から水のような物が流れ出ている木を探しましょう。その、水のような物は
「
樹液」です。「
樹液」とは、
カブトムシやクワガタの
大事な食べ物です。クワガタやカブトムシは、これをなめって生きています。
↓これが「
樹液」の出ている木です。夜にここに来ればカブトムシや
クワガタなどがいるかもしれません。

このように樹液が出ている木を見つけたら、木の場所を覚えておきましょう。夜や朝早くに見に行くと
クワガタやカブトがいます。もし樹液の出ている木が分からなかった場合、ワナを仕掛けましょう。
↓がそのワナです。

用意するモノは
バナナ・「お酒」または「酢」・ビニール袋 です。
バナナの皮をむいて袋に入れて、「お酒」か「酢」を入れて口を閉じます。後は一週間ほど発酵させます。
↑のワナは、黒くなるまで熟したバナナに「焼酎」・「水飴」・「黒砂糖」を入れたモノです。
このようなワナで昆虫を捕まえる条件は「匂うこと」・「甘いこと」・「出入りができること」です。
このワナを仕掛けるとき、出入りができないように閉じこめてしまう形のワナを使うと、
せっかくかかった昆虫が死んでしまいます。本末転倒です。なので、ストッキングや網にワナを入れて
仕掛けてください。また、
仕掛けたワナは必ず持ち帰ってください。
↓が、ワナの入れ物と仕掛けの例です。ワナの中身にはモザイクをかけています。

ワナは、切ったペットボトルに、カブトやクワガタが足をケガしないように、紙のガムテープを
巻き付けたモノです。クワガタやカブトがケガをしたら何の意味もありません。
縛り付けたりしなくても、ただ単に置くだけでOKです。こういう風に、出入りできるように
すれば、生きたまま確実にクワガタやカブトをとることができます。もう1度言いますが、
仕掛けたワナは絶対に必ず、何があっても持ち帰ってください!!
他に、コクワガタなどは、木の皮の裏側に隠れていることがあります。↓のような場所です。

右の写真は、その木の皮の裏側を撮ったものです。もし、コクワガタなどがいたら、
針金やそこら辺に落ちている細い枝を木の皮の裏に入れてつついたり引っかけたりして
引っ張りだしてください。決して、煙でいぶり出したり、木の皮をはがさないでください。せっかくの
クワガタのすみかが無くなって、来年から採れなくなってしまいます。
他の採り方としては、外灯に来たクワガタやカブトを捕まえる方法もあります。

↑のように、「ガ」や「コガネムシ」などがワラワラと飛んでいる外灯にきたりします。
2012年の8月に、2日間にわたってクワガタ採集をしました。第1日目の結果が↓です。

クワガタやカブト以外のムシもたくさんいました。
ヘビトンボやガムシがいるため、自然環境がとても良いことがわかります。
このとき捕まえた巨大コクワガタを、家で飼っているコクワガタのお婿さんとして
迎え入れたかったのですが、足が1本ないため交尾できないことが分かり、自然に
還しました。他のカブトのメスやミヤマクワガタのメスも必要でないため、森に還しました。
↓が巨大なコクワガタです。足が1本ありません・・・

第2日目の結果です↓今回は「ヤママユガ」が背中にくっついてさんざんな目にあいました・・・
皆さんもくれぐれも気をつけてください。

謎のクワガタは飼うことにして、他のクワガタやカブトは森に還しました。
最後に↓を見てください。

ミヤマクワガタやノコギリクワガタなどの羽と遺骸です。カラスによる
モノだと思われます。これを見るとくやしさがこみ上げてきますが、仕方のないことです。
クワガタやカブトを採るのは、このサイトや他のサイトを見るとそうですが、
かなり簡単そうに見えます。しかし、誰でも1匹のカブトやクワガタを採るのに
1週間・1ヶ月いや、1年間におよぶ血のにじむような努力があります。カブトや
クワガタが採れない年だってあります。覚悟しておいてください。
ここからが重要です。もし、
カブトムシやクワガタがいっぱい居ても絶対にオス1匹メス2匹以上は
採らないでください。それ以上採ると、
来年からクワガタやカブトが
1匹も採れなくなってしまうかもしれません。なので、大量に採りすぎないようにしましょう。
「
カマキリ・バッタ等の捕まえ方」
バッタやカマキリが居るのは草原です。人間のヒザから腰くらいまでの高さの
草が生えているところに、よくいます。特にいるのは、「
ススキ」という草が
たくさん生えているところです。この草が生えているところには、バッタが居るので
バッタを食べるカマキリは、よくいます。また、他にも
「猫じゃらし」・「ヒエ」・「稲」などの草が生えているところにはいっぱい居ます。
なので、「田んぼ」や「ススキヶ原」と呼ばれるところにはバッタやカマキリがうじゃうじゃいます。
バッタを捕まえるときは、歩くと勝手にバタバタバタッ!!と音を立てて飛んでいくので
飛び立った瞬間に、虫網で捕まえます。虫網がない場合、しつこく追いかけると、虫網なしでも
捕まえられます。ですが、カマキリの場合は別です。
カマキリはなかなか飛ばないので、捕まえるには、足下をよく見て歩くことが大切です。ほとんど
いる気配がないので、根性で見つけてください。
とってもいい数はカマキリの場合、オス2匹・メス2匹が限度で、バッタの場合はオスメス区別無く、
全部あわせて5匹までにして下さい。これ以上採ると、来年から採れなくなってしまうかもしれません・・・。
そんなことの無いように、ちゃんと制限を守っていただきたいです。
ここで詳しく説明するのは、2012年3月22日木曜日に「カマキリの楽園」へカマキリのタマゴを採りに
行ったときのことです。↓は「カマキリの楽園」から少し離れた入り口付近で見つけたものです。

↓が「カマキリの楽園」です。

このカマキリの楽園は、バッタや野鳥などの様々な生物の住み家になっています。ここに
たくさん居る代表的な生き物が「オオカマキリ」と「シオカラトンボ」・「オニヤンマ」
「ショウジョウトンボ」などのトンボ類です。
ですが、トンボたちの居るため池には
「ブラックバス」などの
外来種など、楽園を破
壊しかねない者も居ます。
今はまだ破壊されていないおかげで、モノの数十秒程度でカマキリのタマゴを発見しました。↓

↑を発見してから1分弱程度でまた発見しました。↓

わかりやすいように少し大きめにしているのでハッキリと分かると思います。
さらに、とても大きなカマキリのタマゴを発見しました。

↓は先ほどのタマゴと比べた写真です。

そして、ここはさっき言ったとおり生き物の住み家なのです。なので悲しいこともあります。
↓はその例です。

近くにウサギのフンが落ちていました。

おそらくウサギがかじったのでしょう。
ですが、仕方のないことです。食べ物の少ない冬はウサギも必死なのです。このような生物の楽園は
時に
「弱肉強食」という自然界のルールが
見えるときがあるのです。
この楽園のさらに奥へ行くとそこは田んぼと破棄畑です。

↓はこの楽園から帰るときに撮影した写真です。

ちなみに右の写真にある木の手すりにススキが刺さっているのは、昔に私がここに来たときに
刺したモノです。なんというか「この場所を制覇したぞー!」と言う感じで刺しました。
このため池でトンボが産卵し、野鳥が羽を休め、豊かな自然は保たれててるのです。
いつまでもこの自然が保たれ、より良くなることを願います。
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